Sasa

ミルフィーユ
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    今から7年前のお話です。
    まだ下の娘は小学生でしたが、
    上の姉ちゃんが中学生になったとたんに
    少し自分の時間に余裕が持てるようになりました。
    子育てが一段落した瞬間でした。

    さて、何を始める・・・・?
    とてもやりたかったことは、
    若い頃に大好きだった音楽をもう一度やってみたいということでした。
    半年ほどかかって、フォーク・ソングのバンドを作りました。
    「ミルフィーユ」という名前のPAPA・MAMAバンドでした。
    このバンドが活動したのは、2003年から2006年にかけての3年間で、
    現在は活動休止中です。

    先頃、元メンバーより、「記念に映像を公開して欲しい。」と
    言われたので、手元に残っている記録をYouTubeにアップしました。
    中々YouTube内での検索は、はかどらないと思いますので
    アドレスを載せます。http://www.youtube.com/sasamillefeuille#g/u
    又は、このブログ・ページ右下のLINKSから「ミルフィーユ」をクリックすると
    今回アップした24曲が一覧表示されます。
    コンサート会場の客席に8mmのハンディカムを置いての収録のため音質は悪いです。
    又、余暇を利用してのアマチュア・バンドなのでヘタクソです。
    楽曲は、全てコピーでオリジナル曲はありません。
    演奏会場等のデーターは次の通りです。

    悲しくてやりきれない 2003.10.13金沢市LiveハウスG'z
    白い色は恋人の色   2004.04.11白山市松任図書館ホール
    ひとつぶの涙           同  上
    イムジン河ー春          同  上
    悲しみは言葉にならない      同  上
    結婚しようよ     2004.05.09金沢市平岡野神社
    切手のないおくりもの       同  上
    心の旅        2004.08.08白山市吉野谷研修センター
    サボテンの花     2004.10.24金沢市長田公民館
    風          2004.10.31金沢市米丸小学校体育館
    サルビアの花           同  上
    涙そうそう            同  上
    花                同  上
    イムジン河      2005.05.15金沢市平岡野神社
    遠い世界に            同  上
    あの素晴しい愛をもう一度     同  上
    花(アンコール)         同  上
    今はもう誰も     2005.10.23白山市松任図書館ホール
    花のように            同  上
    やさしさにつつまれて       同  上
    リハーサル      2005.10.30金沢市米丸小学校体育館
    心の旅(アンプラグド)      同  上
    童神               同  上
    空も飛べるはず          同  上

    追伸、ブログの写真は「洋菓子店ミルフィーユ」のホーム・ページから
    パクりました。バンドの名前もそこから付けました。
    本家のホーム・ページと比較してみて下さい。
    いわゆる、間違い捜しというやつです。

    | 音楽 | 10:16 | comments(3) | trackbacks(0) |
    成人式
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      家の子ども(上の姉ちゃん)が成人式に出席するために
      帰ってきて、又慌ただしく帰って行きました。
      帰った後に、手紙というか、メッセージカードが残されていて
      「お父さん、お母さんのお陰で、無事に成人式を迎えられました。
      ありがとう。」と書いてありました。

      高校を卒業した時も、メッセージカードがあって、それには
      「お母さん。働きながら、私を高校に行かせてくれてありがとう。
      今日、卒業しました・・・。」というようなことが書いてあったけど、
      どこにも、お父さんのことは書かれていなかった。
      家の奥さんに「他には無いの?」と聞くと「無い!」
      「お父さんの「と」の字も書いてないよ。」「さあ〜?」という具合でした。

      娘が高校受験の時、選願(試験無し)で高校へ行くというので、
      落ちても、受かっても受験はしなさいと言って対立してから、
      あまり口も聞かず、お父さんを避けるようになり、
      何か言っても、反抗しまくられました。(最悪!)
      神戸の大学に行くのも後で奥さんから知らされました。

      その時に、私が口出しをしなくても、この子は自分の人生は
      自分で考え切り開いていける子だと
      つくづく思ったので、
      それ以来、一切口出しはしていないつもりです。
      神戸へ行ってやがて二年になりますが、
      時々、困ったことや頼みごとがあると電話をしてきますが、
      何でも、「分かったよ!」と言ってやってあげている。
      回りの人に「超〜甘いお父さんだ。」とからかわれたりしますが、
      あの口も聞いてくれない最悪だった時期を経験しているので、
      何と言われてもいいのです。

      それで今回のメッセージはとてもうれしかったのです。


      | 子ども | 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
      寅(とら)年
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        あけましておめでとうございます。

        今年は干支でいう寅年です。
        寅年生まれの人は真面目で働き者が多いみたいです。
        私の回りでは、死んだ父親がそうでしたし、
        会社で唯(ただ)一人の部下でパートナーでもある女の子もそうです。
        とてもたくさんの仕事を手伝ってくれていて、又しっかりしていて、
        この子には本当に感謝しているのです。

        ところでうちの会社の女の子達は、時折聞いたことのない言葉を使う。
        先日も、「めめこをきる。」等と言うので
        「めめこ」とは何だろう?と思った。(それは何語だ?方言か?)
        「目々子(めめこ)を切る。」なら白子みたいな食べ物かな?それとも
        「女々子(めめこ)をぶった斬る。」というなら、とても物騒な話である。
        どうしても気になったので、取材をすると
        「良い洋服を着る。」という意味だと翻訳してくれた。
        ということは、由来はべべ(着物)こが訛ったもの何だろうか?

        この子も真面目でいい子なのだが、何故か私は頭が上がらない。
        よく会社でだらしない事をしていると
        「ダメでしょう!」とタシナめられて、おもわず「ハイッ!」と返事を返す。

        今年も色々な意味で平和でありますように・・・・
        私は穏やかな未(ひつじ)なのです。
        虎(寅)の尾を踏まないように気をつけて
        皆で労(いた)わり合って過ごしましょう。

        本年もよろしくお願いします。

        *写真は「ほら、ここに春が来た!」と指を差している、
        寅年生まれの事務員さん。です。


        | 雑記 | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
        病み上がり
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          東京へ出張に行って、新型インフルエンザに感染し発病しました。
          年寄りは感染しても発症しないというのは嘘でした。
          毎晩、体内をアルコール消毒しているから大丈夫というのもダメでした。
          絶対に、密室状態の飛行機内で移されたに違いない!
          あの笑顔で愛想を振りまいていたスッチーさん達も全員寝込んで、
          次のフライトに影響がでたことだろう。
          マスクをしたスチュワーデスさんなんていなかったし見たこと無いもの。

          ところで、そうとは知らずに、町会のボーリング大会を主催し、
          一人一人に賞品まで渡してしまった。
          ひどくセキが止まらなかったので、一応マスクはしていたが
          近所の足の無い子ども達をボーリング場まで送り迎えまでしてしまった。
          帰って来てから熱が出始め、翌日近所の医院で新型インフルエンザと診断された。

          しんどかったが、やらなければいけない仕事もある。
          従業員が帰った後の夜中に出社し、振替と決済をした。
          机の上に溜まっている書類が、全部反り返っていた。
          どうやら、大量のアルコール除菌スプレーをばら撒かれたらしい。
          まるで歩くバイ菌です。

          医者に家でも家族と極力接触しないように言われていたので、考えた。
          奥さんは医療従事者であるので、すでに2回のワクチン接種をしている。
          私自身はすでに感染している。
          したがって、感染していない可愛い娘を隔離すれば
          苦しい思いはさせずに済むことになる。
          娘のためにそう主張しようと思っていたら、
          娘が先に母親に、「お父さんを隔離してくれ。」と訴えていた。
          どちらを隔離するかでもめたが、お父さんの主張は退けられた。

          発症4日目、町会の三役会を予定していたが、
          熱は下がったもののさすがにまずいだろうと思い
          キャンセルの電話をかける。
          「あの〜、実は・・・・新型インフルエンザに・・・・。」
          「ええっ〜ツ!では、あのボーリング大会の時にすでに・・・・?」
          「ハイ、すびましぇん・・・ (・・;)。」というものの、
          電話をかけた先の人は皆元気で、どうやら移らなかったようだ。
          そうやって、一人一人お詫びがてら、生存を確認していった。
          最後に残った連絡先は、会場に予定していた近所の居酒屋。
          ここの子どもも、私が連れて行ってあげた。
          さすがに、言いづらく「予定していたメンバーの中に、
          感染者が出たので、延期して下さい。」と伝えると、
          「それは大変ですね。はい、分かりました。
          あっ、先日も家の子どもの面倒を見てもらってありがとうございました。」
          「いいえ、とんでもない!」と言いながら、インフルエンザとは別の汗がタラリと流れる。
          ここのお子さんもどうにかセーフだったのね。

          それにしても、いつのまにか「新型インフルエンザ」等という
          流行の最先端を行くようなかっこいい名前に替わっていて良かった。
          ちょっと前まで、「豚インフル」と呼んでいたのだから。
          あの豚さん達はどこへ行ったのだろう?
          もう、免疫もできて、他人には移すことは無いと思うが、
          体調はまだ悪いままです。
          年々体力が無くなっていくのね。
          しんど〜。


          | 雑記 | 17:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
          空想特撮科学ドラマ「ウルトラ3兄弟」
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            ウルトラの父は、息子達(ウルトラマン、セブン、タロウ)を集めて言った。
            「ここに、光の矢が三本ある。これを折ってみよ。」
            最初にウルトラマンが「シュワッチ!」と掛け声をかけて挑んだが折れなかった。
            次にセブンが「ヘッツ!」と気合を入れたがビクともしなかった。
            父は、「一人の力(ちから)で及ばなくても、兄弟で力を合わせれば出来るのだよ。
            これからも、兄弟仲良く・・・」と言いかけた時、
            タロウがストリウム光線を発射し、難なく三本の矢を切断してしまった。
            呆気に取られる父と兄弟達・・・。
            ウルトラの父の面目は丸つぶれであった。
            その三ヶ月後、ウルトラの父のカラータイマーは
            永遠に点滅することも無くなったのである。

            葬儀の晩、顧問弁護士がやって来て、「お父様の遺言状を預っている。」と告げた。
            ウルトラの母が、兄弟達が見守る中で厳かに開封すると、
            「M78興業(株)の所有株式を長男に、
            現預金は他の兄弟達に相続させる。」というものであった。
            ウルトラマンは「シュワッ〜〜シュワッ〜。」と安堵し、
            そのまま代表取締役に就任することとなった。
            誰しも、これからも「ドル箱ウルトラシリーズ」は安泰だと思った。

            ところが、四ヶ月後に事態は急変したのであった!
            突然、タロウが、第二の新たな遺言状を持って現れたのだ。
            その内容は、「追伸、長男は実はタロウで、ウルトラマンは次男、
            セブンは七番目の子どもだ!」と書いてあった。
            「シュワワワワワワ〜ッ〜!」と驚くウルトラマン。
            「シュワ◎〜♂、シュア∞*☆〜♀ッチ!」と取り乱しながら母に詰問すると、
            母も動揺し、何がなんだか分からないまま「シュア(Sure)ッチ!」と呟いてしまった。
            セブンは何故自分が次男なのにセブンなどという名前なのか?
            タロウという名前は、普通は長男ではないか?
            どうして、毎年のようにゾフィとかメビウスとかぞろぞろと兄弟が増え続けるのだろうか?
            ・・・このシリーズ物の疑惑の一旦が解明されたような気もした。
            又、付け足しでシリーズを続けてきたための矛盾を突いた
            よく考え抜かれたストーリーだと感心さえもした。

            タロウはすかさず、臨時株主総会を開催し、自分が代表取締役に就任すると、
            ウルトラマンを会社から追放した。
            追放されたウルトラマンは、地裁に、第二の遺言書の無効確認を求めて提訴した。
            タロウはタロウでウルトラマンを損害賠償で訴えた。
            正に骨肉の争いになってきたのだが、
            ウルトラマン曰く、「第二の遺言書は、便箋に実印ではなく、拇印を押してある。
            しかし、ウルトラスーツを着て押した拇印は指紋がなく只の丸印である。
            したがって、誰が押したか判らず偽物である。」と主張した。
            そして、M78興業の斜め向かいに、
            新しくM78プロダクションというややこしい名前の店を出したのだ。
            セブンやバルタン星人、レッドキング、ゼットン等、花形のスター怪獣達65匹も、
            それと同時に、先代と共に長年ウルトラシリーズを築き上げたウルトラマンを慕い、
            退社して新会社に移籍してしまった。

            誰もいなくなり困り果てたタロウは、ハローワークに求獣募集を出したが、
            大巨獣ガッパや宇宙怪獣ギララにキャプテンウルトラ等、
            程度の低い怪獣しか集められなかった。
            おまけに、リクルートとして採用を内定していたはずの
            ゲハラにまで辞退されてしまったのである。
            しかも、ウルトラマン側には、今回の新聞報道で内紛を知って同情したという、
            怪獣映画の金字塔!平成ガメラや初代ゴジラまでもが、
            社外相談役として就任してしまったのだ。

            そこへ、決定打とも言うべきニュースが飛び込んできた。
            最高裁で、遺言状は贋物(にせもの)と認定、
            損害賠償の訴えは却下とのこと。
            天国から地獄へと突き落とされたタロウは「反省します。」と言って、
            あの大きな角を落とし(つまり、頭を丸めて)
            いつの間にか光の国から姿を消してしまったのだ・・ったとさ・・・・・完。

            さて、このドラマは、M78星雲での出来事であるが、
            これと同じことが、我々の地球上の身近でも起こっていたらしい。
            先日の朝刊を読むと、長男は贋物(にせもの)の遺言書を元に、
            老舗鞄店を乗っ取り、損害賠償請求訴訟を起こしたが、
            訴えが却下されたと報じられていた。
            正に空想特撮ドラマのようなことが、この日常にも起こっているのです。
            石坂浩二さんのナレーションの世界のようです。
            「これから30分、あなたの目はあなたの体を離れて、
            この不思議な時間の中に入っていくのです・・・。」
            ギギギ・ギッ〜♪


            | ドラマ | 16:56 | comments(1) | trackbacks(0) |
            鉄人28号
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              先月、大阪へ行った時に「まんだらけ」で買ってきました。
              「鉄人28号」の超合金モデルです。(関節が動き、目が光る。)
              右は、復刻版グリコのおまけ「鉄人シリーズ」です。
              私は、おタクでもコレクターでもないので、大したコレクションではありません。
              ですが、子どもの頃に大好きだったものは、今でも感心があり、
              目にするとピックと体が反応し、見るととても欲しくなるのです。

              鉄人28号の話題を少々・・・。

              2005年に45年ぶりの実写版「鉄人28号」が劇場公開されました。
              45年前はブリキの中に人間が入って、ほとんど2mほどの鉄人が、
              重たそうに歩いているだけでしたが、
              この作品は最新のCGを駆使しての映像です。
              それなりに絵になるシーンも一部あったのですが、
              現代に鉄人が蘇えるという設定に無理があり、玩具(おもちゃ)が動き回っているようで
              内容も程度が低く、つまらない作品となっています。ですが・・・、
              2007年にやはり劇場公開されたアニメ版「鉄人28号 白昼の残月」は優れています。
              鉄人は第二次世界大戦での敗戦を引きずりながらも、
              終戦直後から昭和30年にかけての混乱と復興という、
              怪しげな時代背景や雰囲気がないとつまらないのですが、それが見事に再現されています。
              1990年代にリメークされた鉄人のアニメでは、現代に登場させるに当たって
              鉄人のデザインそのものがいじくられて原型を留めていませんが、
              その理由はここにあるのです。
              私、「白昼の残月」は、いつでも見れるように保存して家に持っています。

              最近になって知ったのですが、2005年に京都大学や
              神戸市機械金属工業会、京都・大阪・神戸在住の企業数社が協働で
              二足歩行型ロボット「鉄人28号」を開発し
              「敷島重工」という架空の企業名で限定100セットを販売したそうです。
              完全組立キットで、38cm、2.5Kg、プログラミングも自由で、
              モチロン8チャンネルのリモコンも付属していて、意のままに操れます。
              特許を取ったスムーズな歩行技術で歩き回り、ポーズを決め、ガオーと叫びます。
              40万円でした。すでに完売して現在生産していません。
              欲しいです。知っていたら5年ローン組んででも申し込んでいたでしょう。

              以前に、このブログでも紹介した、神戸市の商店街が、神戸市や市民と協働で
              18mの巨大鉄人のモニュメントを建設しているというプロジェクトですが、
              いよいよ完成もまじかに迫っています。(永久展示する。)
              10月4日にお披露目だそうです。
              大震災から14年経ちましたが、鉄人は今も昔も復興のシンボルなのです。
              ぜひ、見に行って触ってきたいです。
              これは、欲しいというレベル以上のものです。
              HPは、http://www.kobe-tetsujin.com/


              | ALWAYS | 11:52 | comments(10) | trackbacks(0) |
              妙心寺の庭は・・・
              0

                京都で開催された「第8回子育てひろば実践交流セミナー」に行って来ました。
                花園会館でのセミナーの後、夜の交流会(大宴会)は、
                650年の歴史を誇る京都の名刹「妙心寺」の宿坊(寝泊り飲食する棟)
                「大心院」にて、100名近い人数を集め、和やかに開催されました。
                しかし、仏(ほとけ)様をはじめ、参加した人々も、この寺に深い因縁を持った人物が
                そこに一人参加していたとは、誰も知る由もなかったでしょう・・・。

                あれは、30年前、
                その当時、入社した会社の上部団体(TKC全国会)が新人研修を行うというので、
                所長に「京都での研修に行って参れ!」「ははぁ〜!」
                「宿泊はお寺で、1週間の日程であるぞ。以上!(正確には月〜金)」「ははぁ〜!」と
                それまで、何回かお寺に泊まったこともあったので、
                京都の情緒を楽しむつもりで、送られたのがこの寺でした。
                しかしそれは研修といいながらも業務上の知識習得ではなく、
                精神修養の名目で、禅寺での実際の修行にやらされたのでした。
                それからは、地獄のようなつらい日々が・・・。

                朝5時起床、お寺の中の掃除・雑巾がけ、
                朝食(おかゆ・たくわん・お湯、作法があり、正座で一切喋ったり音を立ててもいけない)
                読経(般若心経)、参禅(座禅)、庭・参道の掃き掃除、昼食(若干の休憩)、説法、二度目の参禅、 読経、夕食(晩酌は勿論無し、作法は同じだが、もう一品だけ付いていたような気がする。)、風呂、9時就寝。という超〜規則正しい修行生活なのです。

                座禅は初日20分から始まり、徐々に長くなり、最後は3時間でした。
                説法や参禅指導に当たるのは、位も高く中々できた先生方でしたが、
                我々の身の回りの指導に当たった雲水は、当然修行も出来ていなく、
                やたらめったら怒鳴り散らすは、威張り散らすはの坊さんで、
                その修行には全国から集まっていたので、
                共通語で分かりやすく「くそ坊主」とあだ名されていた。
                レレレのおじさんのまねをして掃き掃除をしていたら、
                ほうきを持って烈火のごとく飛んできては、「やり直せ!」と言う。
                子どもの修学旅行並みに、消灯時間に懐中電灯を持って見回りにきては、
                死んだふりをしている我々に「誰だ〜!起きているやつは!」と大声でわめく。
                我々は当然、一難去ってから又、子どもの修学旅行並みにヒソヒソと起き出し、
                昼の間に調達した般若湯(缶ビールと日本酒)をススるのだが・・・。

                最終日の前日、作務の合い間に、隠れてタバコを吸っていたら、
                (説法や参禅する場所(龍泉庵)は別棟で、そこは修行を積んだ雲水ばかりで、
                「くそ坊主」は来なかったので安心できた。)
                その中の3人が、「今晩、街へ出て来る!」と言った。
                寺の周囲は城壁のごとく塀に囲まれ、出入り口には、ドでかい門があり、
                9時にはギギギ〜と締められてしまい収容所状態となるのにである。
                見つかったら、幽閉か木に吊るし上げの刑のどちらかに違いない。
                しかし、その夜、周到に準備は進められた。
                布団の中に座布団を人型に押し込み、消灯前に「では!」と言い残して彼らは脱走した。
                やがて、見回りにあの「くそ坊主」がヒタヒタとやって来た。
                死んだふりをした我々は、息を殺してそれが見破られる瞬間を待った。
                懐中電灯が辺りを巡り一つの布団でそれがピタリと止まる。
                次の瞬間、「逃げたぞ〜!!!」の大音声、
                閉じられた門はギギギ〜と開けられ、
                タスキをかけた雲水の群れが松明(たいまつ)と刺又(さすまた)を持って、
                ドドドッ〜と夜の京都の街に出て捜索する。
                「居たか??」「こちらには居ないぞ!!」「次は二条だ!そっれ〜!」
                又、ドドドッ〜と移動する僧侶の一団。
                ・・・と、誰もが期待し、そうなるはずの展開が、何故かそうはならなかったのだ。
                これまで毎晩「誰だ〜!今、「くそ坊主が来た。」と言ったのはぁ〜!」と
                ドでかい声で怒鳴り散らしていた、あの「くそ坊主」が、
                その夜に限って、又ヒタヒタと何事もなく帰って行ったのだ。
                「へっ??」何で見つけられないの?「こんなのあり・・・?」
                修行の出来ていない雲水というものは、当然その目も節穴(ふしあな)だという
                しごく当たり前な悟りを、その夜、我々は開いたのであった。

                次の日の朝、何事もなかったごとく布団の中に彼らは居た。
                「いつ帰ってきた?」「3時位かな。」「門閉まっていただろう。」
                「昼の内によじ登れそうな塀を見つけておいた。」とのこと。
                最終日、3時間の卒業記念・最後の難関スペシャル座禅で、
                舟を漕ぎながら、あの警策(きょうさく)でペーン・ペーンと叩かれながらも、
                皆、無事修行を終えて帰っていった。

                今回、交流会でこの部屋に入ったとたんに、走馬灯のように、
                あの青春の辛かった日々が一瞬にして甦(よみがえ)りました。
                ここはまさに、我々が食事をして、寝泊りし、怒鳴られ続けて修行した場なのだ。
                交流会の合い間に、部屋を見て回ったが、水道の蛇口がカランから、
                上下式に替えられていた他はまったく30年前と変わったところは無かった。
                宴会をしている部屋の隅に大きな木の板が吊るされ、真ん中がへこんでいる。
                きっと、「ご飯よ〜。」の合図に叩くのね。と側にいた人が言った。
                バカ言え。これは「くそ坊主」が毎朝、我々をたたき起こすために使うんだよ。
                「きれいなお庭ね〜。」毎日お坊さんが頑張っているのね。と言う。
                違うんだ。これは「くそ坊主」が毎日、我々を怒鳴りながら掃かせているんだよ。
                この庭は・・・

                注:本文中に現在では、不適切な言葉や表現が使われておりますが、
                  体験した当時の社会情勢や、時代背景を考慮し、
                  オリジナルな感想を尊重したため、そのままに掲載致しました。
                  ・・・ご容赦下さいませ。m(_ _:)m。


                | イベント | 18:48 | comments(4) | trackbacks(0) |
                複雑・怪奇日食
                0

                  46年ぶりの日食だそうです。そういえば子どもの頃、
                  ガラスにロウソクのススを付けて学校で見た記憶があります。
                  私の会社では、日食が始まってからは、
                  皆、仕事もろくにせずに外に出て、口を開けては空を眺めていました。
                  (なにせ、金融不況から以降、仕事も無いものだから・・・)
                  向かいの自動車修理工場から、溶接用のメガネを借りてきた者。
                  会社にあるプラスチックの端材を用意して観測に備える者。
                  次に見れるのは、26年後らしいので、
                  あの人とあの人は、次は生きては見られないだろうという話をしながら・・・。
                  事務所のパソコンは、すべてNHKのインターネット配信の
                  硫黄島や各地からの中継映像が映っている。

                  悪石島始め、高いお金を払ってツアーに行った人達は、
                  食の入りと同時に、暴風雨になり避難を呼びかけられたそうで、
                  とても気の毒なことでした。
                  金沢では、雲の合い間から部分日食が良く見えました。
                  私も、三日月の太陽をしっかりと見ることができました。
                  こちらで欠けている部分が元に戻り始めると、
                  硫黄島からのインターネット中継では、皆既日食がピークを向かえ、
                  鮮やかにコロナのリングが映し出されていました。
                  それを見ていた会社の女の子は感動のあまり
                  「あっ!ワッカ!ワッカ!(輪っか?)」と叫んでいました。

                  ところで現代の我々には、科学的な知識がありますが、
                  大昔の人々にとっては、大変な怪奇現象だったことでしょう。

                  はじめ人間ゴンちゃんが、ドテチンとマンモスを追っかけていたら、
                  急に、お日様が、何かに食べられ暗くなってきて、
                  とうとう夜になってしまった。
                  「とーちゃん!かーちゃん!こわいよう〜!」という絶叫が、
                  巨石に変わって暗いお空を飛んで行く。・・・という光景が目に浮かびます。

                  もっと時代を昇ると、卑弥呼(天照大神)が日食の時に死んだ。(天岩戸に隠れた。)
                  という言い伝え等を引き合いに、日食が起こると、政変の前触れとも言われています。
                  衆議院解散の翌日に日食が起こるというのも、
                  あまりにも出来すぎのようですが、政界の再編・交代が起こるという暗示でしょう。
                  当人たちは、複雑な心境だろうが、粘りに粘って支持率を最低まで落とし、
                  やっと解散したというのも、立派な怪奇現象の一種と言えるでしょう。

                  こうなれば、しらけないで(久しぶりに使う言葉です。)
                  新しい政権に期待してみるしかないでしょう。
                  真っ暗になった世の中でも、日食のように、いずれは元に戻ると信じて・・・。
                  (でも完全には元に戻らないな・・・。8割方でも良しとしよう・・・。)

                  そうしたら、ゴンちゃん一家と、マンモスの輪切りを肴に、
                  猿酒で乾杯しながら、戻り始めたお日様に向かって
                  「友よ!夜明〜けは〜近い〜♪」と巨石言葉で歌い合いましょう。


                  | 雑記 | 23:01 | comments(3) | trackbacks(0) |
                  サイモン&ガーファンクル
                  0

                    16年ぶり、3度目の来日公演です。
                    大阪(京セラ)ドームでのコンサートに、お休みを頂いて行ってきました。
                    この様な大きなイベントに参加するのは、3年前の「つま恋」以来です。
                    あの時は、「かぐや姫」の再結成に出会えたけど、
                    今回は、もう二度と無いと思っていた、まさかまさかのS&Gの再結成です。

                    高校生の時、ポール・サイモンの詩に衝撃を受けたこと。
                    「4月になれば彼女は」を練習して文化祭に出たこと。
                    「卒業」を初めとして、アメリカン・ニューシネマに凝ったこと。
                    あれから40年来のファンなのです。
                    会場は、それぞれの思いを持つ3万5千人のアダルトで一杯でした。
                    開演まで、ビールを飲みながら待つ人、直前まで喫煙場に行ったり、
                    トイレに行き直し、座って扇子をパタパタやっている人。(私、すべて該当。)
                    ようやく皆、席に落ち着きだして、定刻10分程過ぎてから始まりました。
                    (以下、コンサートのレポートです。)

                    ・・・真っ暗になって、スクリーンに若い頃の二人の写真や、
                    足跡(そくせき)を辿る写真が流れ出し最後に大阪ドームの写真になると、
                    突如、スポット・ライトが当たり二人が立っている。
                    大きな歓声の後「旧友〜ブック・エンドのテーマ」が二人だけで静かに始まる。
                    ポールの生ギターが本当に美しい!
                    一転して、バック・バンドを入れての「冬の散歩道」
                    今回のアレンジは全般に「セントラル・パーク」の時とは違い、
                    割りとオリジナルに近かったのがとても嬉しい。
                    「アイ・アム・ア・ロック」「アメリカ」と続くが、
                    ポールのギター演奏は曲中、早くなったり遅くなったりするのに、
                    ピッタシ絶妙のタイミングでバック演奏が入る。
                    「キャシーの歌」では、ポールのギターでアート・ガーファンクルがソロで歌っていた。
                    アートが日本語の単語(オオキニ、ジュウゴサイ等)を挟みながら、次の曲を紹介。
                    トム&ジェリー時代の歌を2曲披露してくれる。
                    「スカボロー・フェア」はハープシコード、ベルも入り、詠唱部分が無いだけ。
                    「早く家に帰りたい」は、後半にバック・メンバーのジャズ風ソロ・アドリブが交差する。
                    そして映画「卒業」のシーンのモンタージュ・フイルムが流れ、「ミセス・ロビンソン」となる。
                    ポールが元々はS&Gの歌として作りましたと言いながら
                    「スリップ・スライディング・アウェイ」を二人でハモり出す。
                    「コンドルは飛んで行く」はケナーやチャランゴ、大きなギターのベース・ランで
                    本格フォルクローレ(オリジナル)そのもののアレンジでした。
                    ソロ・コーナーでは二人がそれぞれ3曲づつ歌った。会場はややクール・ダウンしたけど
                    アートの「ハート・イン・ニューヨーク」は、良かった。
                    いまでも時々聞いている大好きな大好きな「ニューヨークの少年」もやってくれた。
                    あのコーラスの部分をどうするのだろう?と思っていると、ちゃんと二人でやっている。
                    厚みは無いが、アートの声はやはり美しく素晴しい。「マイ・リトル・タウン」を歌い終えると
                    「明日に架ける橋」はオリジナルと同じピアノ伴奏で始まり、2題目はポールが歌う、
                    3題目、あのズーンと来るベースが入り、ハモリ出すと強烈なドラミング、
                    アートが最後の締めを一人で歌う、ややかすれ気味も最後は力を振り絞って声をのばす。
                    良かった!大きな歓声と拍手の中、一旦退場して、そしてアンコール。
                    静まり返った中で「サウンド・オブ・サイレンス」
                    ポールのソロ・ギターでワン・フレーズ弾いた後、例のイントロ、
                    2題目からはドラム、ベースの大ヒット・エレキ・バージョン。
                    最後の「ボクサー」は途中のオルガン間奏の部分が、
                    あのロシアの不思議な楽器テルミンで情調豊かに奏でていた、
                    エンディング・リフレインのドラミング(ドラのような爆発音)もそのままでした。
                    余韻に浸りながらの2回目のアンコールの手拍子の最中、
                    ぞろぞろと列を作って出口に引き上げて行く人々の群れ(バイバイと見送りながら・・・)。
                    もしかしたらと思い、立ち上がれないでいると、とうとう2回目のアンコールがありました。
                    再び、二人で登場すると「ボクサー」の歌詞の途中からをギター1本で又歌ってくれ、
                    「木の葉は緑」を二人だけで演奏し終えると、
                    大歓声の中、ポールとアートが会場に手拍子を求めて
                    「いとしのセシリア」が始まる、一旦演奏を終えてからのメンバー紹介。
                    今回のバンド・メンバーは最高でした。
                    そして再び「セシリア」が始まり、本当に本当に終了してしまった!
                    オオキニ!最高のステージでした。

                    以上、愛情が無いと、この文章は書けません(長々と・・・スマン m(_ _:)m )。
                    これに勝るコンサートを行えるのは、ポール・マッカートニーだけだと思う。


                    | 音楽 | 17:58 | comments(6) | trackbacks(0) |
                    アクセスの異常
                    0

                      ブログには、管理者だけが出入りできるページがあります。
                      そのページでは、原稿の削除・訂正やデザイン変更等が行え、
                      又、アクセスの解析(何人がこのページを訪れたか)等も分かります。

                      ところで、この「Sasaブログ」のページは、
                      それほど、熱心な更新もせず、内容がろくでもないのと、
                      公(おおやけ)の媒体を使いながらも、
                      内輪の人間にしか分からないネタが多いためもあり、
                      1日平均の訪問者は60人程度で、
                      月平均だと1,800回アクセスが最近の状態です。

                      ところが、久しぶりにアクセス数の確認をしてみると、
                      5月に異常な数字があったことが分かりました。
                      5月25日という日に限って、1日平均の10倍近いアクセスと、
                      しかも、11時から13時の2時間に集中したことが分かります。
                      もっと、詳しく見てみると、「インフルエンザ」に関するページに殺到していました。
                      2時間に581件のアクセスというのは、異常な事態です。
                      これは、一人の人間にできることではなく、
                      何か、組織だったものとしか考えられません。
                      もしかして、国家的プロジェクトによる「インフルエンザ国民監視」の一環かもしれません。
                      いや、絶対にエージェント(秘密諜報員)達の仕業ですよ。・・・怖っ!

                      ところで、最近コメント欄にも、迷惑書き込みがありました。
                      特定の風俗業者による仕業で、
                      すぐにその人物のアドレスを拒否する設定をしましたが、
                      携帯電話なんかにも、しょっちゅう迷惑メールが送られてきます。
                      消去するだけでも大変です。何せ悪質業者が多すぎるからです。
                      まともな文章も書けない上、迷惑なメールを一方的に送りつけてくる。
                      こんな程度の悪い連中の仕事というのは、明らかに犯罪です。

                      法規制も一部強化されているようですが、取り締まりにも限界があります。
                      必殺サイバー仕事人が必要な世の中になってきたと思うのです。
                      Web上に、鬼太郎の妖怪ポストみたいなものを設置して頂いて、
                      悪質なメールを転送すると、退治してくれるみたいな・・・。

                      それほど、善良(?)なブログに土足で勝手に入ってきて、
                      キタナイ文字を並べ立てる行為に腹が立っているのです。


                      | 雑記 | 18:35 | comments(3) | trackbacks(0) |
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